長い歴史を誇る龍之城は、40年ほど前までは人が外を歩けないほどに魔物の侵攻が多い都市だった。あるとき、忽然と現れた侠客 "バイロン" は人々と力を合わせ、魔物の侵攻を止めるとその功績を認められ、龍之城の太守の座についた。しかし月日は流れ、 "バイロン" が老衰すると太守の座をめぐって武林門派の間にいざこざが起こった。その混乱に乗じて平静を保っていたモンスターたちの街侵攻は今一度ひどくなる。これを解決するため、太守は外国の冒険者を非公式的に受け入れ始めた。
神の文明によりモンスターを処理してくれる外国の冒険者たちを龍之城の住民達は歓迎するようだったが、伝統を重んじる由緒正しい家門たちと武林人たちは自分の街のことに干渉する異国人たちを軽蔑の眼差しで見ているようだ。