コーティング薬製造の為の中級錬金術

----------------前書き--------------------

マジシャン達が、マナを体に覆う姿を見て、
錬金術で武器や防具を保護する方法が無いかと研究を始めた。
繰り返された研究の果てに生まれた、このコーディング薬は、
装備品に塗る事で、破壊は勿論、悪意をもって装備を解除しようと
する事も防ぐ効果を持っている。
ただし、一定時間が過ぎると効果は切れてしまうので、
有効時間には注意しよう。

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コーティングとは?

道具の表面に樹脂等の薄い膜を張る事。
レンズの表面に反射防止膜を張る、または皮の表面に防水、耐熱加工をする時に使われる。
錬金術のコーディングは装備品に塗る事で、破壊や悪質な相手による強制的な装備の解除を
防ぐ事を意味する。
錬金術師の中でも、特殊な技術を身につけた錬金術師のみが、この技術を利用できるだろう。

材料 : アルコール 1個、ゼノークの歯 1個、人魚の心臓 1個、空きビン 1個
製造法 : 乳鉢を用意する。
乳鉢にアルコールを半分くらい注いで、ゼノークの歯を入れて溶かす。
人魚の心臓は綺麗に洗った後、乾燥させてから砕く。
砕いた粉をアルコールに入れて混ぜておく。
そして、ファーマシーを利用して、出来上がったものをビンに入れればよい。
使い方について、ただ塗ればよいと思いがちだが、
実は特殊技術が無ければ、武器や防具にコーティングする事は出来ない。
この特殊技術は、錬金術の研究をする内に、自然と身に付くだろう。

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